名義人が口座を開き、キャッシュカードを受け取ったら、送金するほうが通帳を持ち、送金を受けるほうがカードを持つ。送る側は、振り込むかわりに現金を通帳を使って入金し、受け取る側はカードを使ってそれを引き出す。振り込みという作業を、単純な預け入れ.引き出しという作業に変えてしまうのだ。これなら、振り込んでから引き出せるまでに日数がかかることもなく、単身赴任の夫が給料日の朝に入金したお金を、妻がお昼の買い物前に引き出しに行くことだってできる。「登録してくれるだけでいいから」と、金融関係に就職した友人に頼まれたとか、「今なら入会金無料です」という勧誘につられて加入したとか、つくって以来一度も使ったことのないクレジットカードが、財布の奥に眠っていることはないだろうか。これこそムダ金のモトである。カードは、買い物をしなければ支払いが生じないと思っているかもしれないが、年会費や、盗難保険料など、「初年度は会費無料ですから」という勧誘の言葉にひかれて入会し、翌年から自動引き落としになっていても気づかなかったりする。また家族カードをオマケにくれたとしても、その分の会費を徴収されているケースもある。年会費は500円から1300円程度で、家族会員でも1人分が300円くらいとわずかなものだが、使わないカードにお金をかけることはない。カード決済のショッピングなら5%引きがあるなど、メリットはあるが高額商品を買おうかどうか迷っていると、「メンバーズカードなら分割払いもできます」といわれ、ついその気になりかねない。じっはこれには注意が必要。メンバーズカードでのショッピングは、現金払いか利息なしのボーナス一括払いに限定しておくのが賢い。